2026年10月6日火曜日

初音ミクTRPG「ココロダンジョン」自作シナリオ『erase or zero』テキスト全文

 

初音ミクTRPG「ココロダンジョン」のセッション用に自作したシナリオ「erase or zero」のシナリオテキストを掲載してみる。
シナリオをお探しの方の利用はご自由にどうぞ。
(改変等もご自由に。利用については自己責任でお願いします。あと作者騙りはやめてくださいね)

実際のプレイ時にはフレーズや脅威名に歌詞を引用するが、インターネット上の公開ではNGなのでその点はご容赦いただきたい。



他のシナリオはこちら
http://yualismemo.blogspot.com/2018/07/trpg.html


◆モチーフ曲

 

★ポイントまとめ

・宝生永夢ゥ!(放送10周年おめでとうございます)

・一発ネタシナリオです。パロディ元は見ての通りです。

・ボイセでやるなら、セリフは思い切り叫びましょう。

 

 
このシナリオはPC3名以上で遊ぶことをおすすめします。


◆ココロダンジョン

このシナリオの初期タイムは「4」。
タイムを1消費することで「休憩」「術式」「交流」が行える。
「術式」「交流」は1回のタイム消費で2人まで行える。

すべてのフレーズを獲得する前にタイムが「0」になった場合、
強制的に決戦フェイズに移行する。

また、このシナリオで登場する「情報カード」に対して
「調査」を行うことはできない。
(情報カードの裏面は、特定の条件を満たさない限り見たり公開したりできない)

シナリオ開始時、「オトナシとなるPC」をランダムに1名決める。
このPCの能力値のうち低いものにあわせてクエストを選び、エリア02~03に配置する。
ただし、配置するクエストの能力値がA以上のPCが1名以上いること。
(このPCを、以下【オトナシ】と表記)


 □導入フェイズ

PCのうちランダムに1名(【オトナシ】以外)は、ノイズから以下の情報を受け取る。
・最近あるオトクイが頻繁に出没し猛威を振るっていること。
・そのオトクイはココロのウタを喰らうだけでなく、ココロのウタを「破壊」することができるらしい。
・オトナシ化したうえでココロのウタを「破壊」されると、器となるココロが耐え切れずに廃人化や昏睡状態に陥り、元の状態に戻ることは現状不可能。

PCはこの情報をもとに、オトクイの捜索に乗り出した。


その後、PCたち全員はココロダンジョンの中で目を覚ます。
そこにはPCたちと、別の人物がもう一人いた。
彼は「神戸 ルト」(kandoruto⇔dankuroto)と名乗る。
いつからここにいるのかは自分でもわからないという。
PCたちにも、このココロダンジョンにやってきた経緯は思い出せなかった。
(「オトクイの捜索をしていた」という共通の目的については覚えている)

セリフサンプル:神戸 ルト
「私か? 私は『神戸 ルト』。しがないエンジニアさ」
「それより、ここはどこなんだ? 私は自室で仕事をしていたはずだが」
「君たち、何か知っている風だな。ここから出るためには、君たちに協力するしかないか」


 □エリア01「石畳の広場」

◆エリア02~03に未達成のクエストがある

このエリアは石畳が広がる以外は何もない空間のようだ。
他のエリアに移動して調査を続けるしかない。

このエリアからはエリア02・03に移動できる。

冒険フェイズ開始時、情報カードの表面を公開する。



 □エリア02・03「変容の間・左門(右門)」

このエリアの内容は【オトナシ】の能力値によって変化する。
このエリアで挑戦するクエストは、能力値がA以上のPCでなければベース判定を行えない。

「この部屋はオトダマ使いの持つ潜在的な力を示す場。
 この部屋において発生するクエストは、『A以上の能力値』でなければ判定できない」


【武勇】
部屋への扉をくぐると、突如として扉が重い鉄格子で固定される。
そして突如として、目の前に発生した黒い霧の中から小型のオトクイが無数に表れる。

 ▽クエスト「オトクイたちを蹴散らせ!」
判定:【武勇】 必要成功度:2以上

達成:
PCたちはオトクイたちを蹴散らすことに成功する。
それと同時に、部屋の中央に宝箱が現れる。

【技術】
部屋に入ると、その中央には宝箱が置かれている。
オトダマ(または第六感や感覚の鋭いPC)は、その周囲にレーザー状のトラップが張り巡らされていることに気付く。
宝箱の中からは何やらフレーズらしきものが聞こえてきているが……。

 ▽クエスト「トラップを潜り抜けろ!」
判定:【技術】 必要成功度:2以上

達成:
PCはトラップを潜り抜け、宝箱の元にたどり着くことに成功する。

【頭脳】
その部屋は巨大な立体迷路になっていた。
部屋の中央に光の柱が立っており、フレーズらしきものが聞こえてきている。
突破するには迷路の規則性を推理する必要があるだろう。

 ▽クエスト「立体迷路を突破せよ!」
判定:【頭脳】 必要成功度:2以上

達成:
PCは部屋の中央にたどり着くことに成功する。
光の柱の下には宝箱が置かれていた。

【霊力】
部屋の中は濃い霧に覆われていて、何があるのか全く見てとれない奇妙な場所だった。
どこからかフレーズのようなものがかすかに聞こえており、探索の必要を感じる。

 ▽クエスト「霧の中を進め!」
判定:【霊力】 必要成功度:2以上

達成:
PCは霧の中を進み、宝箱が置かれているのを発見した。

【愛】
部屋に入った途端、視界が真っ暗になりオトダマや他のPCたちが見えなくなる。
PCの目の前に、「そのPCにとって最も大切な人物」の姿が現れる。
その人物はPCに手を差し伸べてくるが、PCが手を取ろうとするとその姿が急に遠のいていく。

 ▽クエスト「秘めた思いを示せ!」
判定:【愛】 必要成功度:2以上

達成:
PCが差し伸べられた手を取ることに成功すると、世界が大きくひび割れたように崩れる。
気付けばPCたちは元の部屋に全員そろって戻っていた。
先ほどとは異なり、部屋の中央には宝箱のようなものが置かれていた。

【日常】
部屋の中央にはゲーム機が置かれている。
繋がれたモニターにはふたりのキャラクターが映っており、ひとりはオトダマと、もう一人は人型のオトクイと姿がよく似ていた。
どうやらオトダマを操作するアクションゲームのようだ。

 ▽クエスト「謎のゲームをクリアせよ!」
判定:【日常】 必要成功度:2以上

達成:
PCはゲームを操作し、戦闘に勝利する。
それと同時に、モニターの隣に宝箱が現れる。


達成時共通:
宝箱に触れると、「GAME CLEAR」のアナウンスと共に、どこからともなくファンファーレが流れ出す。
そのメロディによってフレーズを獲得する。脅威をひとつ公開する(①or②)


ひとりでに開いた宝箱からは、謎めいたデバイスを入手できる。
(デバイスは2つセットにすることで効果を発揮する。
 両方を手に入れた時、所有者を1人決めることができる。
 デバイスを持っているPCは、ダメージ決定のサイコロを振った時、ダメージの値が3倍になる。)

①

フレーズ:
瞳 焼き付けた熱さ 忘XXX覚XXX

記憶:
自分は戦い続けなければならない。
己の身にかかる使命の重さに潰されそうになりながら、
それでも、オトナシは戦い続けていた。それがこの世界のためだと信じて。

謎のデバイス:
ネイロの力が込められた謎のデバイス。
グリップのようなものとスイッチがついている。
単体では力を発揮しないようだ。

②

フレーズ:
遠い夕陽も XXXXXも
隣をXXX なくても

記憶:
神戸ルトの声が聞こえる。
「このままでは、私の夢は実現されない。
 これで何度目だ? 誰も、私の理想に敵う『才能』を持ってはいないのか?」

「――『君』は、果たしてどっちなんだ?」

謎のデバイス:
ネイロの力が込められた謎のデバイス。
派手な蛍光色をしておりレバーとベルトのようなものがついている。
単体では力を発揮しないようだ。


 ■エリア01「石畳の広場」

◆エリア02か03のどちらか片方のクエストのみを達成している

エリア01に戻ってきたPC(【オトナシ】)に、神戸ルトが尋ねる。
「見たところ君たちは、その相棒たち……オトダマといったか、彼らと冒険を繰り返しているのだろう」
「だが、全てが順調に進むとは限らない。そうだろう?」
「そうだな……【オトナシ】、例えば君なら、自分に力が足りないと感じるような……逆境に追い込まれたとしたら、君ならどうする?」

 ▽リクエスト「逆境を抜け出すには?」

(このリクエストは【オトナシ】のみが答えることができる)

達成:
「なるほど。それが君の『本質』なのかもしれないな」
神戸ルトは何か納得したようにそう返す。
どこからともなくファンファーレが流れ出し、PCたちはフレーズを獲得する。
記憶を垣間見る。脅威を公開する。

フレーズ:
千切れそうな XXを 押しのけ届かせて

記憶:
どこかの部屋の中。暗くて見えないが、おそらくはオトナシの自室だろうか。
……自分は今、過酷な日々の中にいる。
その重い絶望感が、オトナシのココロを締め付けていた。



◆エリア02~03のクエストを全て達成している

このエリアにPCたちが戻ってきたとき、突如として神戸ルトが【オトナシ】に襲い掛かる。
(【オトナシ】は背後から奇襲を受け、一時的に気を失う)
そして神戸ルトはそのまま、他のPCたちにも襲い掛かろうとしていた。

セリフサンプル:神戸 ルト
「このダンジョンを生み出したココロのウタ。その性質は――理解した」
「無意味なんだよ! このままでは、私の目的は何一つ達せられない!」
「君たちにもう用はない……嫌なら、力ずくで私を止めてみせろ!」

 ▽クエスト「神戸ルトを止めろ!」
判定:【技術】 必要成功度:3以上
(【オトナシ】は気を失っているため判定に参加不可)

達成:
PCたちは神戸ルトの攻撃をしのぐことに成功する。
どこからともなくファンファーレが流れ出し、PCたちはフレーズを獲得する。
記憶を垣間見る。脅威を公開する。

フレーズ:
崩れ 壊れて 引き換えに生まれ
XXXX?
理由(XX)を イミを…!

記憶:
誰かが、自分の体を揺すっている感覚がした、
遠のく視界の中で、オトダマ「(【オトナシ】のオトダマ)」が何かを叫んでいるのが見えた。
それを最後に、何も見えなくなった。


そして、PCたちに『このココロダンジョンのオトナシが誰か』を告げる。

セリフサンプル:神戸 ルト
「【オトナシ】ゥ!」
「何故君が挑戦可能なクエストが、このダンジョンになかったのか」
「何故リクエストが君だけだったのか」
「何故記憶に君のオトダマの姿があったのかァ!」
「その答えはただ一つ…」
「ハァ…」
「【オトナシ】ゥ!」
「君が、私と戦い、このココロダンジョンのオトナシとなった男(女)だからだぁ―――っははははははっ! はぁーはははは!!」

このイベント時、全ての情報カードを公開する。
(公開した時、黒のネイロが6増える)

 【    】内は【オトナシ】の名前。
 


それに呼応するように、【オトナシ】の体が黒い霧に包まれる。
このままでは、オトナシのココロが壊れてしまうことだろう。

 ▽クエスト「オトナシを救え!」
判定:好きな能力値で行う 必要成功度:3以上
(ベース判定は【オトナシ】のみが行える)
(このクエストの成功度と同じ数まで黒のネイロが減少する)

達成:
【オトナシ】は危機を脱し、ココロダンジョンも再び安定した状態へと戻った。
【オトナシ】の内側から聞こえてきたココロのウタを、PCたちは聞くことができる。
記憶を垣間見る。脅威を公開する。

フレーズ:
こたえは …XXXX さえ
消せなくて…

記憶:
【オトナシ】に自らの夢を語る神戸ルト。
「人の本質は、ココロのウタによっておおむね決まってしまう。
 ココロのウタを聴けば、その人がこの世界を導ける存在かどうか、わかってしまうんだ」

「それを判断する存在が、この世界には必要だろう?」


【オトナシ】が復活したのを見届けた神戸ルトは、謎めいたデバイスを取り出す。
それはPCたちがこのダンジョンで手に入れたものとよく似ていた。
それを使い、神戸ルトはオトクイの力を身に纏う。
大きくパワーアップした神戸ルトが、PCたちに襲い掛かる。

セリフサンプル:神戸 ルト
「昔から君は……透き通るように純粋だった」
「その水晶の輝きが、私の才能を刺激してくれた!」
「君は最高のモルモットだぁ!!」
「君の人生もすべて……私の、この、手の上で……転がされているんだよ!! ブワーハハハハ!! ブゥン!!!」

 □決戦フェイズ



 □終了フェイズ

PCたちはオトクイの撃破に成功する。
オトクイはノイズに包まれ、跡形もなく消えていく。
それと同時にココロダンジョンも崩壊し、PCたちは現実世界へと帰っていく。

セリフサンプル:神戸ルト
「私は神だ……!
 私の夢は……不滅だああああああ! ヴェアァァァァァァァァ!!!!」









このシナリオをクリアしたKAITOまたは鏡音レンが自分のオトダマのPCは、
「erase or zero」が習得可能になる。



0 件のコメント:

コメントを投稿